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淡海湖(高島市今津町)が「ため池百選」に選ばれました!

淡海湖全景
写真:淡海湖全景
淡海湖余水吐
写真:淡海湖余水吐
淡海湖取水塔
写真:淡海湖取水塔

1.「ため池百選」の選定

平成22年3月、全国から応募のあった600箇所を上回るため池から「ため池百選」が選定され、高島管内では淡海湖(たんかいこ/高島市今津町)が選ばれました!(滋賀県内では4箇所が選定)「ため池百選」は農林水産省主催で今回初めて取り組まれ、一般投票の結果を参考に「ため池百選選定委員会」において決定されました。

2.淡海湖の概要

県北西部に位置する淡海湖(別名 処女湖)は、人里から4km離れた標高450mの山中にある湖面12ha、貯水量132万トンの大規模なため池です。
池の周辺は、滋賀県の「守りたい育てたい湖国の自然100選」にも選ばれ、ミズナラ、ホオノキ、カエデ類などの落葉広葉樹が豊かです。
春はマンサク、タムシバ、ホンシャクナゲなどの花が山を彩ります。夏はヤマボウシ、ノリウツギ、リョウブなどの樹木が個性的な花をつけ、またホトトギス、ツツドリ、オオルリなど多くの野鳥がさえずります。秋はこれらの葉が色とりどりに彩られます。
希少な生物や生息環境を守るため、地元中学生が外来魚の駆除や清掃活動に取り組んでいます。

3.淡海湖の歴史

淡海湖は、淡海耕地整理組合(現 淡海土地改良区)が大変な苦労の末、大正年間を費やして築いたもので、別水系の渓谷に造った堰堤から1.2kmの隧道を掘って導水しています。
かつて、高島市今津町内の4集落は、水田が少なく干ばつ地であったため、農家は農業用水に関する苦労が絶えず、新たに水源を確保し生産性の低い畑を水田化するのがこの地域の長年の夢でした。
事業を主導した松本家(造り酒屋)は、親子2代にわたって組合長に就任しましたが、4箇所の崩落が起こった隧道工事は困難を極め、完成を見るまでに2人とも心労により他界しています。
池の築造と平行して100haの耕地整理が行われ、痩せた桑畑が水田に変貌し、淡海湖が潤す農地は、現在では滋賀県の代表的な早場米地帯となっています。
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