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甲賀の田園振興「新鮮!!とれたてNEWS」

甲賀地域の田園振興に関する事業・イベント等について、写真と短文で紹介します。

平成29年(2017年)

平成29年8月31日(木曜日)

甲賀市甲賀町高野の上ノ池地区ため池整備工事が完了しました!!

甲賀市甲賀町高野にある上ノ池は、堤体からの漏水、取水施設の底樋からの漏水が見られ、また洪水吐の余裕高不足などの状態であったことから、平成28年8月からため池改修工事を実施していましたが、平成29年7月に完成しました。本工事では、堤体、取水施設、洪水吐施設の改修を行い、施設の防災対策と機能回復を図りました。

改修前1
改修前(下流側からの撮影)
改修後1
改修後(下流側からの撮影)
改修前2
改修後2
改修後(貯水部脇からの撮影)
ドローン撮影1
ドローン撮影2
ドローン撮影3
改修後(空中からの撮影)

平成29年7月6日(木曜日)

甲賀市小佐治で生き物観察会が行われました!!

7月6日(木曜日)甲賀市小佐治地先の水田内水路で佐山小学校の4年生の児童17名が参加し「生きもの観察会」が実施されました。
この水田内水路は、豊かな生きものを育む水田づくりに取り組んでいる「世代をつなぐ農村まるごと保全向上対策」の活動組織である小佐治環境保全部会が地域住民などと共同で設置されたものです。

生き物採取1
【児童による水田内水路での生き物採取の様子】
生き物採取2
【水田内水路で採取したメダカ】

当日は、この活動組織や、小佐治をフィールドとして栄養循環プロジェクトに取り組んでいる「総合地球環境学研究所」の皆様が講師となって、河川や水田内水路等に棲む生き物の説明、水田内水路の役割などについて説明をしていただき、児童達は質問などをしながら熱心に聞いていました。

めだか1
【熱心に説明を聞く児童達】1
めだか2
【熱心に説明を聞く児童達】2

今回水田内水路では、メダカ、ドジョウ、アカガエル、タニシなどが確認されました。そのほか、河川や水路等ではギンブナ、カマツカ、ヌマムツ、オイカワ、タモロコ、モツゴ、タイリクバラタナゴ、オオクチバス、ザリガニ、スジエビ、ウシガエルなどの多くの生き物が見つかりました。

生き物
【水田内水路で採取した生き物】
説明
【河川等で採取した生き物】
漁類
【ギンブナ、カマツカ】
ムツ、タモロコ
【ムツ、タモロコ】

平成29年6月17日(土曜日)

湖南市柑子袋で生き物観察会が行われました!!

「世代をつなぐ農村まるごと保全向上対策」の活動として、平成29年6月17日(土曜日)に湖南市柑子袋の子供会が当地区の農業排水路で生き物観察会を行いました。
子どもたち42人が参加し、楽しく生態系保全について学びました。
ザリガニ・ナマズ・コイ・メダカ・スジエビなどいろいろな生き物が確認できました。

0617-1
【水路内の生き物調査】
0617-2
【採取した生き物の説明】
0617-3
【ナマズ】
0617-4
【コイ・ヤゴ】
ザリガニ、スジエビ
【ザリガニ・スジエビ等】
勉強会
【野外活動後の勉強会】

平成29年5月21日(日曜日)

甲賀市土山町山女原で棚田ボランティアが行われました!!

甲賀市土山町山女原で実施された棚田ボランティアの紹介です。
地区外から6人が参加され総勢21人が棚田やクルミ植栽地の草刈り、ひまわりの種まきを行いました。
作業ののち地域特産の山菜料理をいただきながら交流を深めました。とてもうれしい「おもてなし」です。
次回は7月16日(日曜日)に予定されています。

草刈準備
草刈準備の様子
草刈
クルミ植栽地の草刈り
ヒマワリの種まき
ヒマワリ種まき
作業後のおもてなし
山菜料理のおもてなし
集合写真
参加者のみなさんで集合写真

平成29年1月21日(土曜日)

甲賀市甲賀町高野の上ノ池地区ため池整備工事現場において工事現場説明会が行われました!!

甲賀市甲賀町高野にある上ノ池は、平成28年8月から平成29年6月(予定)までため池改修工事を実施しており、施設の防災対策と機能回復を図っています。今回、取水施設の底樋部分の据付が完了し、現在の改修状況について説明会が行われ、地元の方15名の参加がありました。

工事現場では、底樋管の布設状況や掘り出された旧底樋管(木樋)を興味深く見学され、また、工事機械や工事方法等についても興味を示しながら聞いておられました。

説明会
木樋説明
旧底樋管(木樋)
底樋見学
木樋
旧底樋管(木樋)
底樋据付
底樋管の据付

平成28年(2016年)

平成28年10月25日(月曜日)~11月24日(木曜日)

環境学習会が開催されました!!

大原貯水池土地改良区の受益地の3小学校の4年生(77名)を対象に環境学習会が開催されました。
生徒たちは、太陽光発電の仕組みや、大原貯水池の役割などについて教わっていました。

大原貯水池太陽光
大原貯水池の堤防に設置された太陽光パネル
平成28年10月25日(月曜日) 油日小学校
油日小学校01
教室で施設の概要説明
油日小学校02
旧斜樋(しゃひ)ゲートの説明
平成28年11月21日(月曜日) 佐山小学校
佐山小学校01
堤防から貯水池を見学
佐山小学校02
3基の取水ゲートを見学
平成28年11月24日(木曜日) 大原小学校
大原小学校01
太陽光発電のしくみを説明
大原小学校02
堤防から受益地を見学

平成28年11月16日(水曜日)

第73回農業農村工学会京都支部研究発表会

甲賀田園振興課から昨年度の工事内容の発表について2名の職員と現在所属の1名の職員に平成28年度の京都支部賞が贈られました!!

【優秀賞】重機使用が困難な山間部における用水路改修工法

甲賀田園振興課 村田 満(代理 吉川 孝晴)

表彰1
表彰1

<選考理由>

山間部の尾根、中腹、谷筋に用水路が設置されており、施行箇所に重機が容易に近づけないことから、新工法であるフリュームカバー工法を採用し、用水の安定供給および維持管理節減に努め、本工法を採用したことは、全国の山腹用水路改修の一手法として有用な取り組みである。
【技術奨励賞】農業用水路トンネルにおける補強工事の紹介

現 湖東土木事務所道路計画課 鹿野 雅博

表彰2
表彰2

<選考理由>

トンネルの老朽化に伴う保全対策として、「可塑性モルタル裏込注入工法」を採用し、また、覆工厚が不足している箇所には背面空洞の対策と併せて、施工が一体となる「FRP増厚巻立工法」および「モルタルライニング工法」による複合工法を採用し、全国の自治体がストックマネジメントを進める上で有用な示唆を与えた。

【技術奨励賞】都市農村交流活動を通じての地域活性化について

-滋賀県栗東市走井地区「棚田ボランティア活動」を事例として-

甲賀田園振興課 山田 直明

表彰3
表彰3

<選考理由>

都市住民との関わりや地域活動を通じた集落住民の意識変化に焦点を当て、地域住民の意識を段階ごとに克明に分析し、地域住民が取り組んだ内容と外部参加者の活動方法など具体的に提示しており、中山間地域に対する有用な示唆を与えた。

平成28年11月21日(月曜日)

ため池の現地学習会を開催しました!!

甲賀市水口町三大寺にある共有池で貴生川小学校(127名)の4年生を対象に現地学習会を開催しました。
生徒たちは、共有池が作られた歴史、農業用ため池の役割、ため池の仕組みなどの話を熱心に聞いていました。

貴生川小学校01
熱心に説明を受ける生徒たち
貴生川小学校02
熱心に説明を受ける生徒たち
貴生川小学校03
堤防は高さ約10m、長さ100mあります
貴生川小学校04

平成28年8月2日(火曜日)

湖南市吉永の農業用水路に除塵機が設置されました!!

野洲川から取水している三石支線用水路に除塵機が設置されました。これまでは、上流からのゴミがパイプライン化された用水路の中に流れこみ、地元は、ゴミの除去に苦慮しておりましたが、この除塵機を設置したことにより、ゴミの管理がしやすくなり、地元の負担軽減になりました。

除塵機1
除塵機2
除塵機3

ゴミは、爪(レーキ)によって上に持ち上げられ(写真左)、後ろの箱(塵芥コンテナ)に入り、ゴミが除去されます。

除塵機4
ゴミが入る様子
除塵機5
中のゴミ

平成28年6月7日(火曜日)

田んぼの生き物観察会が行われました!

甲賀市甲賀町小佐治では、生態系の保全のために「豊かな生きものを育む水田づくり」に取り組んでおられます。
6月7日(火曜日)に甲賀市立佐山小学校の生徒や先生、地元の方々で田んぼの生き物観察会が行われました。

生き物調査1
生き物調査2

【生態系を保全するために作られた「水田内水路」(左)とため池(右)での調査の様子】

生き物調査3
生き物調査4

【捕まえた生き物の説明を受ける生徒たち】 【アメリカザリガニ、コオイムシ、ドジョウ】

平成28年5月22日(日曜日)

山女原(あけびはら)地区で棚田ボランティア活動が実施されました!

5月22日(日曜日)に甲賀市土山町の山女原地区で、今年度1回目の棚田ボランティア活動が実施されました。
当日は、とっても良い天気で26人のボランティアで農地の畦畔と道路・用水路・排水路法面の草刈り作業と70aの田んぼにひまわりの種まきを実施しました。

草刈り1
【 棚田の草刈り 】
草刈り2
【 棚田の草刈り 】
種まき1
【 ひまわりの種まき 】
種まき2
【 ひまわりの種まき 】

夏には、田んぼいっぱいのひまわりが見られ

ますので皆さんぜひお越しください。
昼食は、山女原のお母さんの手作りカレーをおなかいっぱいいただきました。

お昼ごはん
【昼食会(山女原地域の方とボランティアの皆さんとの交流】

山女原のかぶと虫さんより:次回の棚田ボランティアの日(7月17日(日曜日))は、かぶと虫ドームの開業日となりますのでたくさんの方のお越しをお待ちしています。

集合写真
【 集合写真 】

平成28年3月7日(月曜日)

ため池の災害対策工事を計画しています!

農業に使用する用水は、何処を水源にしているのでしょう?平野部に広がる田園地域では、近隣を流れる大きな河川を水源として利用できますが、中山間地域のように河川が小さく水量も少ない地域では、水不足になることも珍しくありません。
そのような水不足を解消するため、冬の間の雨水や雪解け水を貯留しておく施設として、古くから数多くのため池が建設されてきました。
その結果、中山間地域での水不足が大幅に改善されましたが、近年では施設の老朽化が課題となっています。
特に、膨大な用水を貯留しておける構造上、大地震が発生した際のため池決壊による地域住民への被害が懸念されています。
今回は、防災減災事業として来年度から改修工事を予定しているため池を紹介します。
紹介する施設は、甲賀市甲賀町にある上ノ池というため池です。

rakusuimae
【貯水(満水)時のため池状況】
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【落水(水抜)時のため池状況】

この地域は、東南海・南海地震防災対策推進地域に指定されており、今後、大規模地震災害の発生する恐れが高いとされています。
また、本体となる堤体の高さ不足や、老朽化による漏水が発生しており、早急な対策工事が必要と判断されたため、本年度に調査、設計を実施しました。
その結果を受け、来年度から2年間の計画で改修工事を実施し、施設の防災対策と機能回復を図ります。
今後、対策が必要なため池に対しては、適時対策工事を実施して災害の未然防止を図るとともに、営農活動に必要な用水の安定供給を支えていきたいと思います。

平成28年2月3日(水曜日)

トンネル水路の補強・補修工事を実施しています!

私たちが暮らしている街中で、農業用水が何処を流れているか、皆さんご存知ですか?身近なところを流れていても、普段の生活ではあまり意識することがないかもしれません。
今回は、農業用水を農地に供給するために欠かせない水路施設に対して、今年度から実施している工事の一例を紹介します。
紹介するのは、古城山隧道(こじょうやまずいどう)という名の、トンネル水路です。

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【施工前(仮設電気設置後)の状況】

この水路は、甲賀市水口町にある水口岡山城跡の地下を流れる延長約1kmの水路です。
昭和32年に竣工した後、約60年にわたり甲賀市西部・湖南市東部の農地に農業用水を供給してきましたが、経年劣化による老朽化が進行していました。
近年では、古くなった施設を取り壊して造りなおすという、スクラップアンドビルドの考え方ではなく、現状の施設を有効活用するために長寿命化させる、アセットマネジメントの考え方が主流になってきました。
古城山隧道に対しても、その考え方に基づき、現状の施設に対する補強・補修工事を実施しています。
トンネル内側には、コンクリートの厚み不足や、老朽化による通水への支障が確認されたため、補強材料(炭素繊維)と表面被覆(モルタル材料)による対策を行い、施設の機能回復を図っています。
また、トンネル外側には、地山との間に空洞が確認されたため、モルタル材料の充填による安全対策を行い、地山の崩落を防止します。

補強材料(炭素繊維)設置後の状況
【補強材料(炭素繊維)設置後の状況】
内面補修(表面被覆)実施後の状況
【表面被覆(モルタル材料)後の状況】

こうした対策工事を適時適切な実施し、今後も甲賀市や湖南市において豊かな農業経営が営まれるよう、農業用水の持続的・安定的な供給を図っていきたいと思います。

平成27年(2015年)

平成27年7月19日(日曜日)

山女原(あけびはら)地区で今年度2回目の棚田ボランティア活動が実施されました!

7月19日(日曜日)に、甲賀市土山町の山女原地区で、今年度2回目の棚田ボランティア活動が実施されました。
今回の作業は、ズバリ草刈りです。
大変暑いなかでしたが、参加された皆さんはもくもくとクルミ畑とヒマワリ畑の草を刈っておられました。

草刈1
草刈2

夏の草刈りは大変ですが、皆さんとても真剣です

ヒツジ1
ヒツジ2

前回ご紹介したヒツジ達も負けじと草刈り…草食べ中!

また、活動後には、こんなご褒美もいただきました。

スモモ

スモモです。
みずみずしいさっぱりとした甘味が草刈り後の疲れた体に染み渡りました。
さて、このスモモですが、サルに取られる前に無事に収穫することができました。
信楽町宮尻集落など、耕地の雑草管理や中山間地域の獣害対策を目的として家畜を放牧する事例が広がりつつあるようですが、このスモモもヒツジ達が守ってくれたのでしょうか。
次回の活動予定日は、11月8日(日曜日)です。いよいよ、クルミの実が採れるようです。
新たなクルミ植えも行う予定ですので、ぜひご参加ください。

ヒマワリ1
5月に種をまいたヒマワリがきれいに花を咲かせていました(8月上旬)
ヒマワリ2
ヒマワリ畑と山女原集落

平成27年5月24日(日曜日)

山女原(あけびはら)地区で棚田ボランティア活動が実施されました!

5月24日(日曜日)に、甲賀市土山町の山女原地区で、今年度1回目の棚田ボランティア活動が実施されました。
天気が心配されましたが、見事な青空が広がり、ボランティアと地元の皆さんが一緒になって、草刈作業とヒマワリの種まきに汗を流しました。
さて、この山女原での活動も本年度で4年目となりましたが、山女原名物!となりつつあるクルミがどんどん成長しています。下の写真からわかりますか??

kurumi1

kurumi2

kurumi3

2013年5月 2014年5月 2015年5月(今回)

同地区では、3年程前から、地域の新たな特産物をうみだすべく、獣害に強く、お菓子等の材料になるクルミを棚田に植えて育てています。いよいよ本年度は、念願の実が採れる予定であり、地道に続けてきたクルミ畑の草刈が、少しずつ実を結ぼうとしています。
そんなこともあり、作業後に、地元のお母さん方にご用意していただいたお昼ご飯をいただきながら、今後の山女原について、みなさん思い思いに語り合っておられる姿はとても印象的でした。


また、この日、そのクルミたちに新たな力強い味方が出現していました。

hitsuzi1

わかりますか。ヤギ…いえヒツジです。クルミ畑内の雑草防除のために、2日前に導入されたそうです。まだその実力は不明とのことでしたが、次回の活動では、このヒツジ達とタッグを組んで作業をすることができるかもしれませんね。

hitsuzi2
草を食べています。その実力やいかに…

そんな次回の山女原地区の活動予定日は、7月19日(日曜日)です。同地区のカブトムシドームのオープン予定日となっていますので、ぜひ一緒に足を運んでみてはいかがでしょうか。

平成26年(2014年)

平成26年12月11日(木曜日)

「平成26年度 技術力向上研修」が甲賀管内にて開催されました!

天候はあいにくの空模様の中、県内各地より総勢25名の農業土木職員を迎えて、甲賀管内の特徴的な現場で研修を行いました。


農業農村振興事務所は、県内に6箇所ありますが、普段は他事務所の事業内容に関わる機会が少なく、十分な知識共有が図れていない面があります。


そのため、各職員が相互に知識共有を図り、幅広い知識を得ることで、各職員の技術力を向上させ、今後の業務に役立てることを目的に、本研修が開催されました。


今回は、午前に農業用水再編対策事業の現場2箇所、午後に新農業水利システム保全整備事業の現場2箇所、災害復旧事業の現場1箇所での研修を行い、実際の現場を直接見て体感し、意見交換することで、会議室で資料を見るだけではイメージし難い内容についても理解を深めることが出来たように感じます。(詳しい事業内容については、コチラ

今後もこのような研修の機会を積極的に活用し、技術力向上を図ることで、より良い事業実施に取り組んでいきたいと思います。

水路トンネル補強工事
農業用水再編対策事業 野洲川沿岸地区 水路トンネル補強工事 現場説明
水路改修(フリュームカバー)工事
新農業水利システム保全整備事業 大原地区 水路改修(フリュームカバー)工事 現場説
水路改修(インパイプ)工事
新農業水利システム保全整備事業 大原地区 水路改修(インパイプ)工事 現場説明
地すべり被害復旧工事
災害復旧事業 台風18号災害 地すべり被害復旧工事 現場説明

平成26年11月17日(月曜日)

甲賀市立貴生川小学校学校4年生がため池の見学にやってきました!

甲賀市水口町三大寺地先にある共有池は、平成24年度から改修を行っており、今年度の完了に向けて、現在、制波工の工事中です。
郷土のため池について、勉強している地元貴生川4年生の児童約120名が、工事中の現地を見学に訪れました。

kengaku01
ため池堤体の上で概要説明

ため池が造られた目的、ため池のしくみ改修工事の概要などをクイズ形式も交えて説明しました。新しく完成した取水施設や、約110年前に完成した時の竣工記念碑、長い間、堤体の中に設置されていた木樋などを見学した児童たちは、昔からため池が生活と密接にかかわっていたことを初めて知り、また、これから先もずっと使われていくということに感動していました。

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約110年前に完成した時の竣工記念碑を見学

学以下は児童からの質問と回答

Q.ため池の水はどこから集まるのだろう?

A.飯道山に降った雨が流れて集まってくる。昔の人はいちばん水が溜まりやすい場所にため池を作った。


Q.共有池の水は今もどれくらいの田んぼで使われている?

A.約20haの田んぼで使われている。小学校の運動場約40個分の面積

Q.なぜ、つくり直しているのだろう?

A.約110年前に造られているが、水漏れがしてきたことと、地震があった時に堤防が崩れてしまわないように補強するために工事している。
Q.どのくらいの人数で、どのくらいの期間かけて工事しているのだろう?(今と昔)

A.平成24年から三年間かけて工事中。年間20~30人がかかわっている。昔は大型建設機械がなかったので、大人数が集まって工事していた。

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新しく完成した取水施設を見学

平成26年7月1日(火曜日)

甲賀市立佐山小学校の児童といっしょに水田の生きもの調査に行ってきました!!

県では、私たちのまわりにある田んぼや水路にたくさんの生きものたちが暮らしていける環境を守る「豊かな生きものを育む水田づくり」に取り組んでいます。
そして今回は、その活動の一環として、甲賀市甲賀町小佐治のまるごと取組組織で施工した「水田内水路」やその周辺に暮らす生きものの現状や変化を知るために地元の小学校4年生12名といっしょに生きもの調査に行ってきました。

生きもの調査01
生きもの調査02
生きもの調査03
生きもの調査04

最初は、少し遠慮がちだった子どもたちも生きものに触れていくにつれて、泥にまみれて本領を発揮していました。
そんな子どもたちの活躍もあって、

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生きもの調査06
生きもの調査07

ドジョウ、めだか、おたまじゃくし、ザリガニなどたくさんの生きものを見つけることができました。
中には、こんなめずらしい赤いドジョウも見つけました。

生きもの調査08

このような活動を通して、みんなで自然豊かな農地を守り、取り戻していきましょう!!

平成26年6月23日(月曜日)

FRP製フリュームカバーの工事が完成しました!!

県営大原地区農業水利施設保全合理化事業で、実施していたFRP製フリュームカバー工法による用水路の更新工事が完成しました。
これまで、開水路内に塩ビ管などを布設して、天端部をコンクリート打設して暗渠化するインパイプ工法により事業を実施してきたところですが、当該路線においては、仮設道路が設置できない、あるいは断面を小さくできないなどの理由で、同工法による施工が困難だったため、人力施工が可能な、本工法を採用したものです。
この工法は現況のU型コンクリート水路に、厚さ4mm×長さ2mのFRP製のU型フリュームカバーを接着剤で接続していくもので、総延長約700mを約3週間の工期で布設することができました。
軽量なため、人力による、小運搬、布設が容易に行えること、接着剤の養生期間が短く、施工スピードが速いなどのメリットがあります。
施工完了後の通水では、フリュームカバーを布設したことにより、流れやすくなり、下流農地まで安定した用水を通水することができました。

FRP製フリュームカバー500型
FRP製フリュームカバー 500型
施工状況1.
施工状況1.U型コンクリート水路にフリュームカバーを設置(側面は接着剤使用)
施工状況2.
施工状況2.フリュームカバーを接着剤により接続
完成

完成フリュームカバー後は、レジンコンクリート製蓋板を全線設置(レジンコンクリート:セメントの代わりに樹脂を使用したコンクリート。
通常のコンクリート製品に比べ、軽量で耐久性が高い)

平成26年5月25日(日曜日)

山女原(あけびはら)地区で棚田ボランティア活動が実施されました!!

晴れ渡る青空のもと、今年度1回目となった今回の活動には、各地から集まったボランティアをはじめ、地元の方々、スタッフを含めて30名程度の方々が参加し、棚田周辺の草刈りやヒマワリの種まき、獣害柵の設置に汗を流しました。
作業をしていると、シカのフンがあちこちにみられ、多くのシカやイノシシ等が周囲に生息しているということをあらためて確認することができ、参加者も獣害柵の必要性を身近に感じられているようでした。
活動後の昼食時には、地元の方々が用意してくださった鹿肉カレーと山菜を、参加者全員でいただき、山の恵みを堪能しました。
次回の活動は、7月20日(日曜日)の予定です。
今回まいたヒマワリの花が見られるかもしれません。ぜひ一緒に参加してみませんか。

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草刈りの様子
zyuugaisakusetti
獣害柵設置の様子
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鹿肉カレーと山菜をいただきました

平成25年(2013年)

平成25年11月10日

第3回「山女原地区棚田ボランティア活動」が実施されました!

平成25年11月10日(日曜日)に、甲賀市山女原(あけびはら)地区で、今年度3回目の棚田ボランティア活動が行われました。

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小雨が降る中、県内外から21人(内 子供7人)のボランティアが参加し、地元住民16名、スタッフ7人の総勢44人が一丸となって草刈り作業等を行いました。

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その後、場所を「あけびはら山の子はうす」に移し、山女原地区で行われている遊休農地を活用した「オニグルミ」の栽培に関連して、「オニグルミ」を使った「クルミ豆腐づくり」を体験しました。
「オニグルミ」は殻が非常に硬いため、可食部は殻ごと蒸し焼きして、ナイフでこじ開けることで、やっと取り出すことができました。
取り出した可食部をすり潰して、くず・水・砂糖を混ぜ裏ごしし、20分程弱火で煮て、1時間程度置くとおいしそうなクルミ豆腐の出来上がりです。

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みんなで作ったクルミ豆腐と、地元で用意していただいたおにぎり等を食べながら交流を深め、棚田とクルミに囲まれて楽しい時間を過ごしました。

平成25年7月26日

山女原地区で棚田ボランティア活動が実施されました!

7月21日(日曜日)に、甲賀市土山町の山女原(あけびはら)地区で、今年度2回目の棚田ボランティアによる保全活動が行われました。 <前回の活動の記事

夏の青空の下、県内外から10人のボランティアが参加し、地元住民23名の皆さんと一緒になってクルミ栽培地の草刈り等に汗を流しました。作業を終えると農地はすっきりし、参加者もさわやかな表情を見せていました。
また、その後の「生きもの観察会」では、地区内の田んぼや川にすむ生きものの観察に参加者は夢中になり、カエル、オタマジャクシ、ヤゴなどを捕まえた子どもたちの誇らしげな顔が印象的でした。
最後は、半日の活動を振り返りながら、山女原の集落の方に用意していただいた、おにぎりや手作りの夏野菜料理を、地元の方々と車座になっておいしくいただき、交流を深めました。

短い時間ではありましたが、棚田の魅力を存分に味わう貴重な体験となりました。
次回の山女原地区での活動は、11月10日(日曜日)に予定されています。皆さんもぜひ一緒に参加してみませんか。

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草刈りの様子
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カエル、オタマジャクシ、ヤゴなどたくさんの生きもの

草刈りの様子 カエル、オタマジャクシ、ヤゴなどたくさんの生きものを見つけました!

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全員で記念撮影です

平成25年6月20日

農業土木初任技術職員を対象とした現地研修が実施されました!

農業農村整備事業に今年度から従事する、県、市町、土地改良区の職員を主な対象とした、「農業農村整備事業初任者研修」の現地研修が、東近江管内で実施され、甲賀田園振興課からも若手職員3名が参加しました。
築堤から200年以上経過した老朽ため池の再整備事例や、河川や琵琶湖への農業排水の汚濁負荷軽減を目的とした水質浄化池・循環かんがい施設の整備事例などを紹介していただきました。甲賀管内では実施していない事例もあり、今後の業務に向けての大きな経験となりました。

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【参加者の感想】

実際の地域のなかで施設が整備されていく現場を見学することで、私たちが実施する農業農村整備事業は、農業者の方々はもちろん、地域の皆様全体にかかわる事業であるということを再認識することができました。
今後も、事業に関する情報発信を積極的に行い、より効果的な事業の実施につなげていきたいです。

愛知川流域田園整備事務所「新鮮!!とれたてNEWS」(2013年6月6日号) :「農業農村整備事業初任者現地研修が開催されました」

平成25年6月12日

共有池では地元住民のみなさんと工事現場の確認を行っています

甲賀市水口町三大寺地先で実施中の「共有池ため池改修工事」では、住民のみなさんと月1回工事現場の確認を行っています。
最近は晴天が続いているので、工事も順調に進んでいます。
近隣住民の皆様にはご迷惑をおかけしますが、1日も早い完成を目指して現場の皆様も日々頑張っていますので、引き続きご協力よろしくお願いします。

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※大変危険ですので、工事現場内に立ち入らないようお願いします。

平成25年6月11日

移植したハルリンドウが咲きました!

甲賀市水口町三大寺地先のため池「共有池」において、改修工事をおこなっています。
昨年度の工事着手前に、共有池に自生していた「甲賀市レッドリスト2012地域種」に指定されている「ハルリンドウ」をみなくち子どもの森自然館の方と一緒に移植しました。移植により花を咲かせるか不安でしたがハルリンドウは寒い冬を乗り越えて、無事に咲きました。
ため池改修工事が完了後に元に咲いていた場所に植えなおす予定をしています。

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★見事に咲いたハルリンドウ

平成25年5月30日

棚田ボランティアin山女原(あけびはら)地区

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開会挨拶風景
kusakari
草刈り風景

5月19日(日曜日)、甲賀市土山町にある山女原地区において棚田ボランティアによる保全活動が行われました。
棚田ボランティアとは、山間の傾斜地に存在する田園地帯「棚田」において、高齢化や過疎化により地元住民だけでは難しくなっている保全活動を広くボランティア募集して行おう、というものです。
当地区においても、人手不足により、クルミ栽培地の草刈りや、獣害柵の補修が実施できていませんでした。
当日は県内外から14人のボランティアが参加し、地元住民の皆さんと一緒になって汗を流しました。
また、当日は天候が不安定で、肌寒さもありましたが、昼過ぎには予定していた作業が無事終了しました。
その後、地元の食材を味わいながら、古くから伝わる「花笠太鼓踊り」の映像を鑑賞し、「いばらもち」や「ふき」等、山女原地区の魅力を満喫しました。
次回、7月21日(日曜日)には「あぜの草刈り」「生物観察会」等が予定しています。皆様も棚田の保全活動を体験してみてはいかがでしょうか。

平成24年(2012年)

平成24年9月28日

災害査定が実施されました

地すべり
地すべりの状況
地すべり
地すべりにより農道にクラック発生

6月19日から22日にかけて甲賀管内において発生した台風4号、梅雨前線豪雨災害および、昨年の台風12号の大雨により発生した地すべりにより被災した農地・農業用施設の災害査定が9月11日から12日にかけて行われました。 災害復旧事業とは

今回甲賀市が申請した9件については査定の結果、欠格・失格がなく全て認められました。今後、事業主体である甲賀市により災害復旧事業が進められます。

平成24年9月11日

農業集落排水処理場を建設します。

完成 予想図
完成予想図
現況
現在の様子(浄化槽)

甲賀市の朝宮地区(甲賀市信楽町上朝宮、下朝宮、宮尻)では、甲賀市が事業主体となり農業集落排水事業(農村下水道)を実施しています。
現在、処理場施設・建築工事に着手し、今年度の処理場完成を目指しています。また、処理場完成後は試運転を行い、管路布設工事が完成した地域から順次供用を開始していく予定です。住民のみなさんからは、一日も早く全地域で供用開始されるよう期待が高まっています。

朝宮茶


ところで朝宮茶はご存知ですか?

日本五大銘茶(朝宮、狭山、宇治、静岡、大和)のひとつに数えられていて、愛好家の中では一番人気のお茶だそうです。
信楽を訪ねられた時には朝宮まで足を延ばして、おいしいお茶を味わってみてはいかがでしょうか。

平成24年8月31日

日本疏水百選に選ばれている円筒分水工を紹介します!!

円筒分水工全体図
円筒分水工解説看板

円筒分水工は、水争いが絶えない時代において、受益面積に応じた公平な水配分を可能にした先人の知恵と技術が生んだ農業水利施設です。
昭和37年に造成され当施設も、用水配分の公平性を見事に実現しています。
日本疏水百選に選ばれたこの円筒分水工を、是非見に来てくださいね。

地図 : 湖南市朝国

平成24年7月18日

県営農道環境整備事業「甲西南部地区」の交差点改良工事が完了しました

農道環境
農道環境

湖南市南部の水田地帯を東西に走る幹線農道(約3km)として、昭和54年に建設された甲西農道は、近年、交通量が増えたことで歩行者の安全確保が必要となり、歩車道の分離を行う整備を実施しています。
今年7月に、JR草津線甲西駅近くの市道東丁場線交差点改良工事が完了し、右折だまりの設置により渋滞が解消されました。

平成24年7月9日

災害が発生しました。

農地災害
農地の斜面が崩壊しているところ

6月19日から22日にかけて台風4号と梅雨前線の影響により大量の雨が降り、農地や水路、農道などの農業用施設が多く被災しました。
このたび甲賀管内の被災状況の確認が終了し、被害の全容が明らかになりました。
農地被害が9ヶ所(1.6ヘクタール)、農業用施設が9ヶ所で被害金額は合わせて4,600万円です。
地元や甲賀市と協議を進め、一日も早い復旧を目指します。

茶園の農道
農道の斜面が崩壊しているところ

平成24年6月29日

中学生が職場体験学習にやってきました。

野洲川ダム

甲賀市立水口中学校の2年生3名が甲賀農業農村振興事務所で職場体験学習をしました。
野洲川ダムをはじめとする農業水利施設とその管理についての学習です。
野洲川ダムは三重県境に近い鈴鹿山脈の中にあります。このあたりは雨が多いところで、6月に台風4号が上陸した時には240mmの雨が降りました。台風が去ってから1週間以上経っていましたが、まだ山から水が流れてきてダムから溢れ出ていました。このように農業用水はダムに貯められ、野洲川に放流されていきます。
次に野洲川を下って水口頭首工で学習しました。頭首工とは川をせき止めて農業用水路に水を導き入れる施設です。その後、幹線水路の分水工や田んぼの横を流れる用水路でも体験学習しました。

用水路

施設を管理する野洲川土地改良区の職員さんから「農業用水が田んぼにたどり着くまで野洲川ダムのような大きな施設から、用水路のような小さな施設まで、お米づくりにはすべてが必要なものであること。」「たくさんの人が管理に携わってはじめて、田んぼまで水が届いているということ。」などの説明がありました。
ふだん農業にはあまり馴染みのなかった生徒さんたちも、農業農村振興事務所の仕事を少しでも知るよい機会になったのではないでしょうか。

平成24年6月22日

獣害防止柵の設置を行っています。

獣害被害
シカによる食害状況

「獣害防止柵」をご存じですか?

滋賀県では、丹精込めて育てられた農作物がサル、イノシシ、シカなどによって、食べられたり、荒らされたりする被害が増えています。 

農家

(農家の声)「毎年、農作物が食い荒らされて困っています。」このような被害を防ぐために、田畑へ動物達が進入できないようにする「獣害防止柵」の設置を行っています。 フェンスにより、イノシシやシカなどは、田畑へ入ることはできませんし、フェンスを登り、電線ワイヤーに触れたサルは、電気ショックを感じて越えることができません。(下写真:獣害防止柵設置状況)

獣害防止柵
獣害防止柵設置状況

農家からは、「獣害防止柵」の設置によって、田畑への動物達の進入が減り、農作物への被害も少なくなったという、喜びの声をいただいています。

平成24年6月8日

若手農業土木技術職員の現地研修がありました。

新人研修

今年度の県、市町、土地改良区の新規採用職員などを対象とした「農業土木技術研修」が2日間にわたって開催されました。
甲賀管内では、甲西南部地区、大原貯水池で現地研修が行われ、完成した貯水池を見学した若手職員たちは、自分たちも将来こういう大きな仕事がしてみたいと、決意を新たにしていました。
受講者の感想 ・・・ 私たちにとって、大原貯水池のようなダムは生活を支える身近な物でありながら、それを意識することは少ないと思います。今回の研修では、それを維持管理する仕事の重要性を感じることができ、とても良い機会になりました。

平成24年4月20日

大野幹線用水路の改修工事を進めています。

大野幹線水路写真
改修後

工事は滋賀県型農業水利施設アセットマネジメントの方針により、老朽化した用水路を取り壊さずに施設の保全を進めています。
平成23年度は甲賀市土山町野上野地先の用水路540mの工事を行いました

大野幹線用水路改修前写真
改修前

平成24年3月27日

大原貯水池(大原ダム)の耐震改修工事が完了しました。

大原ダム完成写真

平成19年度から約5年の歳月をかけた大原ダムの耐震改修工事が完了しました。
平成24年3月27日には、工事関係者による竣工記念式が行われ、完成を祝うとともに今後の豊かな実りと地域の安全を祈願しました。
大原ダムは、下流の甲賀市甲賀町の神、大原上田、大久保、鳥居野、大原中、相模、大原市場、岩室、小佐治、櫟野、油日、上野、田堵野地先(13集落)の水田605haの農業用水を貯水しているダムです。

大原ダム案内板画像

堤体の耐震補強工事には、掘削土を有効利用して場外処分をなくすため、砕・転圧盛土工法を採用しました。
この工法は、池底に溜まったヘドロと堤体を掘削した土とセメントミルクを混ぜて強度を高め、一定期間(3日程度)固化させたあと規定の大きさに解砕した土を、敷き均し・転圧作業を繰り返して築堤します。(使用した砕・転圧土量は、67,000立方メートルです)


県営防災ダム事業 大原貯水池地区 の概要