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滋賀県経済振興特別区域認定審査・評価委員会(第6回)の会議概要

  • 日時:平成20年7月22日(火曜日)午後2時30分~午後4時45分
  • 場所:滋賀県公館ゲストルーム

認定した経済振興特別区域計画の評価等について

■びわ湖南部エリア新産業創出特区計画

【主な意見】

  • 目標とするクラスター形成には、人の交流・社交的な場所が非常に重要であり、そのためには、キーパーソンがいかに汗をかくかということが事業成功の秘訣である。
  • この地域には技術や知識の集積もあり、インフラはできつつあるが、中心になって動く人やグループがまだ見えない。特区の中での「選択と集中」がそろそろあって欲しいと思う。
  • 何か特定の分野があって、その人たちの社交場があって、年に1回でも世界中から集まるようになれば、企業の立地をはじめ、クラスター形成は進むだろう。是非、この地域が他地域のモデルになっていただきたい。

■長浜バイオ・ライフサイエンス特区計画

【主な意見】

  • サイエンスパークへの企業立地の進展や、バイオインキュベーションセンターでの取り組みなど、何もないところから始められて相当に頑張られたと思う。ここからは、いかに地元に根付いた技術にしていくかが重要。ここでそういうものが育つと、バイヤーもインベスターも集まってくる。
  • ものを作ってから売り方を考えるのでは遅い。考え始めた時には、すでに売りたいターゲットや売り方の構想があって、そういうこともアドバイスできる人がクラスターの中に必要である。
  • 今後は「この分野なら長浜のこの地域が一番強い」という具体的なフラッグシップが出てくると、企業のさらなる集積につながるのではないか。

■滋賀統合物流センター(SILC)特区計画

【主な意見】

  • SILCを核とした、地域活性化のメカニズムを可視化して、県民・市民に見せることが重要ではないか。どういう物流機能ができれば、どういう産業連関が起きて、どのくらいの経済効果をもたらすかというメカニズム、産業連関のフロー図が描かれなければ、経済社会効果が見えない。
  • 物流センターは各地にあるが、ここでは、北陸線、東海道線、山陽・山陰線、すべてに移動できる、いわば「日本のへそ」になるという意識を地元の人が持つと、一気に変わる。特に、特区認定時と現在では環境に対する考え方がかなり進んでいるだけに、自動車で集めたものを、長距離の輸送は鉄道を使うという制度ができると良い。

■びわ湖・里山観光振興特区計画

【主な意見】

  • 高島は、「見せる」「体験させる」「食べる」は揃ってきた。ただ、「買わせる」「泊める」という要素がない。ナイトライフが何もなくて、食事をしたら後は寝るしかないのでは、宿泊客の誘客にはつながらない。
  • 例えば、夜の湖の船上で食事ができると、ナイトライフは違った絵になる。おそらく家族連れや健康志向の方は、日中に歩いて疲れているはずなので、夜は数時間楽しめれば良いと思う。
  • 宿泊と、地元産品の朝市等を組み合わせるとか、例えば、兵庫県の八千代では、農家でホタルを育成してもらい、それを川に放してホタル祭りの仕掛けをつくっている。全国にはいろいろな知恵を使って仕掛けをしている人がいるので、是非、そういう成功事例を勉強して、高島オリジナルの組み合わせを考えて欲しい。
  • もう一つ、リピーターを増やすことも必要である。1回来た人が2度と来ないのでは意味がないので、何回も来る仕掛けをつくる。そうなると、ホテルだけでは限界があり、地域をあげた取り組みが必要である。

■国際陶芸産業都市特区計画

【主な意見】

  • 海外市場と併せて国内市場の開拓に向けた取り組みも充実する必要がある。特に、新名神高速道路が開通し、他府県ナンバーの車もかなり入っていて、紫香楽宮跡からはいろいろな出土品が出ているので、もう少し陶器と観光を結び付けることができれば集客できるのではないか。
  • トリエンナーレ開催にあたって、陶器の建物や公園など、日本を代表する絵葉書の風景やポスターになるような陶器の塊を毎回作ってはどうか。そうすると、自ずと評判になって、ヨーロッパからも、アジアからも、南米からも「陶器なら信楽に出展しなければならない」と思って来てもらえるようになるかもしれない。

お問い合わせ

滋賀県商工観光労働部商工政策課 
電話番号:077-528-3712
FAX番号:077-528-4870
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